炭水化物の組み合わせ

昨日の日記を書いた時に思い出した話題ですが,大阪の人がお好み焼きとごはんを一緒に食べるのを驚く他府県の人は,かなりの確率で「えー.お好み焼きとご飯ですか? 変ですよ炭水化物どうしじゃないですか」と言います.言われる確率は 100% に限りなく近いです.私の勝手な推測ですが,誰かが TV かなんかでそういうセリフを言ったんじゃないかなと思っています.「そんな食べ方はしない」とか「その組み合わせは嫌い」だとかならわかりますが,「炭水化物どうし」って思いつくのって不自然じゃないかなぁと思うからです.


だって,世の中には他にも炭水化物の組み合わせの食べ物はありますし,炭水化物が主な原料の食べ物を食べあわせることだって普通です.マクドナルドのグラタンコロッケバーガーなんて,炭水化物の固まりみたいなものだけど全国展開していますし,セットでポテトを頼むと炭水化物度はさらに上がります.そして,イタリア料理店でパスタ料理にパンのバスケットが出てくることも稀ではありませんし,クリームシチューにパンの組み合わせも普通でしょう.


私はたいてい,「炭水化物どうし」って言われたら「パスタとパンは食べないの?」って聞きます.すると「それとこれとは違う」って答える人が大半です.変ですよね.その理屈.


しかも,お好み焼きってそんなに炭水化物で構成されているんでしょうか? そうとうキャベツが入っていると思うんですがね.まずいぼてっとしたお好み焼きは確かに小麦粉が多いでしょうけれど.


素直に「そんな食べ方は嫌い」って言えば,こちらも「そうか,嫌いなら仕方ないな」と思うのに,変な理由を付けるから,よくわからないことになるんです.